2024年4月24日:IK Multimedia(イタリア・モデナ)は、TONEX ONE を発表しました。TONEX ONE は、2022年にソフトウェア版、2023年に TONEX Pedal がリリースされて以来、AI Machine Modeling™ 技術でキャプチャーされた Tone Model のリアルさ、演奏フィールが大きな話題を集めている TONEX 最新の、コンパクトなハードウェア・ペダルです。
2万種類以上のTone Modelをすぐに利用可能
TONEX ONE は、ただのアンプ・シミュレータ・ペダルではありません。購入時の内蔵サウンドに制限された単体ハードウェアとは異なり、ギター/ベース・アンプ、キャビネット、ストンプ など自分の機材をキャプチャーした Tone Model、世界中の TONEX ユーザーが ToneNET に投稿した Tone Model(2024年4月現在25,000種類以上、毎日増殖中)、TONEX のプレミアムTone Model(200種付属、別売コレクションで拡張可能)をプレイ可能な、「TONEX エコシステム」の一員です。ポケットに入るほど小さな TONEX ONE なら、お気に入り機材のトーン持ち運び、複数台をペダルボードにならべてプレイ可能です。
TONEX ソフトウェアの Librarian ページを使えばプリセットの管理も簡単で、ライブやレコーディング・セッションの前に必要なプリセットを選んで、20種類まで TONEX ONE 本体に転送することができます。
アンプ、キャビネットからリグ全体まで、ペダル1台で持ち運び
TONEX は、人工知能を使用した AI Machine Modeling™ 技術にて、アンプ、キャビネット、コンボ、ディストーション、オーバードライブ、ファズ、EQ、ブーストなどのエフェクターおよびそのリグ全体を、本物とほとんど区別のつかないレベルの精度で Tone Model 化することができるシステムです。TONEX ONE には、Tone Model だけでなく、スタジオ・グレードのEQ、ノイズゲート、コンプレッサー、リバーブも搭載されています。
価格と発売時期
TONEX ONE は、日本の正規販売代理店、各インターネット・ショッピングサイトにてご予約いただけます。
TONEX ONE:希望小売価格 33,000円(税込)
Amazon.co.jp | デジマート | 楽天市場 | Yahoo!ショッピング
発売予定日:2024年5月下旬
主な仕様
- AI Machine Modeling による、リアルなアンプ、キャビネット、ストンプ・モデル
- 超コンパクトな筐体に、ステージ上で操作可能なツマミ、フットスイッチを装備
- LED 色をカスタマイズ可能なツマミにより、複数台を並べて使い分け可能
- 2種のフットスイッチ動作モード:デュアル(A/Bプリセット切替)、ストンプ(ON/BYPASS)
- 本体に20種類のプリセットを保存、3プリセットを切り替えプレイ
- TONEX SE のプレミアム Tone Model(200種)、ToneNET の Tone Model(25,000種以上)を利用可能
- スタジオ・グレードの EQ、コンプレッサー、リバーブ、ノイズゲート、スマート・チューナーを搭載
- ステレオ、デュアル・モノ、ヘッドフォン対応の TRS 出力
- Mac/PC に接続してプリセット管理、インターフェース機能を利用可能な USB-C 端子
- ソフトウェア上でプリセット管理、キャプチャー、演奏が行える TONEX SE、AmpliTube 5 SE ライセンス付き
超コンパクトな筐体で、広大なサウンドを
TONEX ONE は、TONEX Pedal と同じ驚異的なレスポンスとダイナミクスを持ちながら、場所を取らず、どこにでも持ち運べる超コンパクトなペダルです。プリセットは、本体のゲイン/ボリュームと3バンド EQ を使って調整でき、ノイズ・ゲート、コンプレッション、ステレオ・リバーブなどの FX を使えば、どんなライブ会場でも適切なサウンドに仕上げることができます。本体で行われた変更はコンピューターに接続しなくても保存されるので、リハーサル、ライブ会場で操作可能です。
無限のトーンにアクセス可能
TONEX ONE には、TONEX SE のライセンスが付属しており、200種類のプレミアム Tone Model をすぐに利用可能です。ToneNET にアクセスすれば、25,000以上のユーザー Tone Model もダウンロードできます。別売で IK Multimedia 純正および世界中のトーン・パートナーによるコレクションも用意されているので、レア、ビンテージ、モダンと多様なアンプやペダルの Tone Model による拡張もお楽しみいただけます。
自分の機材もキャプチャー可能
付属の TONEX SE には、スタンドアローンおよび DAW のプラグインで TONEX ONE と同じ Tone Model をプレイできる「Player」、TONEX ONE のプリセットを管理する「Librarian」の他、自作 Tone Model キャプチャーも可能な「Modeler」機能も実装されています。お気に入りのアンプ、キャビネット、ストンプなどをキャプチャーし、Tone Modelとして保存しておけば、実機の持ち込みが困難なライブ会場でも、自分ならではのトーンで演奏可能です。
オーディオ・インターフェース機能付き
TONEX ONE は、コンパクトな USB-C オーディオ・インターフェースとしても使用できます。低レイテンシー・モニタリング機能により、TONEX ONE 本体のプリセットを切り替えながら、Mac/PC でギターやベースのレコーディングをお楽しみいただけます。TRS/ステレオ出力は、ヘッドフォン、アクティブ・スピーカーのどちらでも使える仕様になっています。
デュアル・モード、ストンプ・モードの2モード
TONEX ONE には、フットスイッチを踏むたびにプリセット A/B を切り替えるデュアル・モード、ON/BYPASS を切り替えるストンプ・モードの2つのモードが用意されています。デュアル・モードにしてバッキング用、ソロ用と2種のアンプ・チャンネルを切り替える。ストンプ・モードにしてオーバー・ドライブ・ペダルとして使う。そんな使い分けも、簡単です。
9色のLEDノブで、視認性も抜群
TONEX ONE 本体上のノブには9色のカスタム LED が搭載されており、各プリセットに色を割り当てて保存することができます。どの Tone Model が選択されているか視覚的に識別したり、ライブ・パフォーマンス時に複数の TONEX ONE を並べた時も、それぞれの役割を瞬時に判別可能です。TONEX ONE のフットスイッチを長押しするとスマート・チューナー機能が起動して、ノブの LED でチューニングを行うこともできます。
どんなリグにも、接続可能
TONEX ONE は、あらゆるペダルボードに収まるようにデザインされています。超コンパクトな設計なので、2台の TONEX ONE を並列してキラー・ステレオ・リグを作ったり、直列に繋いでトーン・スタッキング、リード・トーンやリズム・トーンをブーストするのも簡単です。
TONEX ONE の CAB(キャビネット)は AMP(アンプ)と独立して操作できるので、アンプ、キャビネット実機に接続する時は TONEX ONE の CAB モデルをバイパス、PA システム、FRFR(フル・レンジ・フラット・レスポンス)キャビネットに接続するときは CAB モデルを有効にする、といった使い分けができます。キャビネット部は、Tone Model の他、IK Multimedia 独自のVIR™(複数の IR を組み合わせてキャビネットを忠実に再現する IK の Volumetric Impulse Response テクノロジー)またはカスタム IR をロードしたものに差し替えることもできます。
ソフト、ハード、ネット空間がシームレスに繋がった、エコシステム
TONEX ONE は、TONEX ソフトウェア(Mac/PC、iPhone、iPad)、ユーザー・コミュニティ Tone NET と連携することで、無限に拡張可能な「TONEX エコシステム」の一員です。Tone NET では世界中の TONEX ユーザーによる投稿が毎日行われており(2024年4月現在25,000種類以上)、プリセット、Tone Model の閲覧、デモの試聴、お気に入りマークの記録は、ウェブ・ブラウザでもお楽しみいただけます。TONEX ONE 本体と TONEX ソフトウェアで同じ Tone Model を利用可能なので、DAWを使ったスタジオ制作、モバイル機器を使った練習から、ステージでの演奏まで、シームレスに、同じトーンで演奏可能です。
備考:
- IK オンラインストアにてご注文のハードウェア製品は、イタリアからの発送となってます。ご注文時に加算される送料の他、配達時に運送会社より輸入消費税、関税、通関代行手数料が請求されます。また、製品に不具合が生じた場合、保証期間内であっても日本-イタリア間の送料はお客様にご負担いただく形となりますので、あらかじめご了承下さい。日本国内にお住まいのお客様は、日本の正規販売代理店にてご注文いただくことを強くお勧めいたします。
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