2023年8月3日: IK Multimedia(イタリア・モデナ)は、同社最新のアナログ・シンセサイザー「UNO Synth PRO X」を発表しました。イタリアでは出荷が開始され、日本でも2023年8月30日の発売を予定しています。
UNO Synth PRO X は、3 機のアナログ・オシレーターによるパラフォニック・デザイン、直列/並列配置可能なデュアル・フィルター、パラメータ・オートメーションに対応した 64 ステップ・シーケンサーといった UNO Synth PRO の機能を踏襲しながら、30を超える機能にアクセスできる 23 個ものツマミ、往年のベースライン・マシン名機から学んだベースライン・モードなど、新しい仕様が導入されています。
価格と発売時期
UNO Synth PRO X は、日本の正規販売代理店、各インターネット・ショッピングサイトにてご予約いただけます。
UNO Synth PRO X:オープンプライス(税別市場想定価格78,000円前後)
Amazon.co.jp | デジマート | 楽天市場 | Yahoo!ショッピング
FIVE G | IKEBE Gakki | Recording Proshop Miyaji | Music House Friends | Music Land Key
Rock oN Company | Shimamura | Smiths Digital Musical Instruments
国内発売:2023年8月30日
各国レビュアーによる動画は、こちらにて
3機のウェーブ・モーフィング・アナログ・オシレーター
UNO Synth PRO X の心臓部には、三角波、鋸波、パルス波間をモーフィング可能な、3 機のアナログ・オシレーターが搭載されています。パルス波ではパルス幅も調整可能です。オシレータ 2/3 をオシレータ1にハード・シンクさせる SYNC、オシレータ1にてオシレータ 2/3 の周波数をモジュレートする FM、オシレータ1にてオシレータ2をリング・モジュレートし、TUNE をずらすことでメタリックなサウンドを生成可能な RING などを組み合わせれば、ベース、リード、アルペジオといった定番の演奏から、たった 1 音でも存在感あふれるテーマとして成立するサウンド・デザインまで、本物のアナログ・シンセサイザーならではの音を存分に楽しむことができます。ノイズ・ジェネレーターも搭載されているので、砂嵐やパーカッシブなサウンドも生み出せます。
新しいベースライン・モードを含む、4種のボイス・モード
UNO Synth PRO X では、モノ、レガート、3 和音の演奏が行えるパラフォニックに加え、ベースライン・マシン名機のふるまいを再現したベースライン・モードから選べるようになりました。ベースライン・モード選択時は、通常 20kHz まで調整可能なカットオフ周波数が 5kHz あたりまで制限され、ベース音にフォーカスしたフィルターの操作が可能になる他、アクセントの量、アクセント・エンベロープのディケイ・タイムが調整可能になります。
3 機の ADSR エンベロープ
UNO Synth PRO X には、フィルター用、アンプリチュード用、モジュレーション・マトリックス・アサイン用と、3 機の ADSR エンベロープが搭載されています。 各エンベロープとも、アタック、ディケイ間をループするLOOP、通常はモノ/レガートなどボイス・モードの選択に従うリトリガーを強制指定する RETRIG 機能を利用可能です。
直列、並列可能な、2機のフィルター
UNO Synth PRO X は、2 ポールの OTA マルチモード・フィルターと、Prophet 5 rev.4 への採用で話題になったデイブ・ロッサム設計 SSI チップによる2/4ポール・ローパス・フィルターを搭載しています。2 機のフィルターは直列、並列接続でき、SSI フィルターではセルフ・オシレーションも可能です。アナログ・シンセサイザーならではのテクスチャーを生み出し、音色をツマミで操作しながら、瞬間に没頭してください。
アサイン自由自在な2機のLFO
UNO Synth PRO X には、サイン波、三角波、鋸波、矩形波、ランダム、ランダム、サンプル・アンド・ホールド、ノイズを選べるLFOが、2機搭載されています。RateはシーケンサーにSyncさせることもできる他、リトリガーの有無、フェード・タイム/カーブも調整可能です。LFO、エンベロープ、フィルターなどのあらゆるパラメータをソース/デスティネーションに指定できる16スロットのモジュレーション・マトリックスを駆使すれば、複雑に変化するテクスチャーを作り出すことができまるでしょう。
操作の楽しさに没頭できる、充実したインターフェース
UNO Synth PRO X には 23 個ものツマミ、オクターブ・シフト可能なキーボードなど豊富なボタンが実装されており、30を超える機能に直接にアクセスして、自在にコントロール可能です。USB、MIDI、CV/GATE 入出力端子も装備されているので、ラップトップ・コンピュータ、MIDI キーボード、ユーロラック・モジュラー・システムなど、お持ちのセットアップに UNO Synth PRO X を接続してお楽しみいただけます。
3種のエフェクトとオーバードライブも利用可能
UNO Synth PRO X には、アナログ・オーバードライブの他、2 種類のモジュレーション(ヴィンテージ・コーラス/ユニヴァイブ)、5 種類のディレイ、ホール/プレート/シマー・リバーブと、10 種類のスタジオ・エフェクトを利用可能な 3 つのスロットも内蔵されているので、音楽に生き生きとした表現と、熱い激しさを加えることができます。オーバードライブ以外のエフェクトはセンド/リターン接続なので、バイパスすれば 100 % ピュアなアナログ回路を保持することもできます。
パラメータ・オートメーション対応シーケンサーとアルペジエイター
UNO Synth PRO X には、64 ステップのパラフォニック・シーケンサーも搭載されています。リアルタイム・レコーディング、ステップ入力可能な音程情報だけでなく、本体ツマミの動き、モジュレーション・マトリックスにてアサインされた CV/GATE 情報など、最大 48 種のパラメータの動きを記録して、オートメーション可能です。リアルタイム演奏には、アップ、ダウン、ランダムなど10モードから選べるアルペジエーターも装備されています。アルペジエーター演奏中に REC+PLAY ボタンを押せば、シーケンサーでリアルタイムにレコーディングすることもできます。
エディットの出発点となる、256 種類のプリセット
UNO Synth PRO X には、256 種類のプリセットが用意されています。各プリセットには音色とパラメータ・オートメーションを駆使したシーケンスも記録されています。プリセットを選び、ツマミを操作して、気に入った音色、シーケンスができたら、ユーザー・プリセットとして保存可能です。自由に楽しみ、探求して、あなたの創造性を記録しましょう。
大画面で操作できる、UNO Synth PRO X Editor 付き
付属の UNO Synth PRO X Editor を使えば、Mac/PCの大画面にて詳細なエディットが行えます。16 スロットのモジュレーション・マトリックスも一覧表示され、各ソース、デスティネーションの選択も、一覧メニューからクリック一つで操作可能です。UNO Synth PRO X Editor の LIBRARIAN 画面では、自作のプリセットをカテゴリー・フォルダ分類して表示するリストと、UNO Synth PRO X 本体のプリセットを表示するリストが並んで表示されるので、次のライブなどプロジェクトに応じて UNO Synth PRO X 本体に送るプリセットを選択することができます。UNO Synth PRO X Editor にはスタンドアローン版だけでなくプラグイン版もあるので、DAW のトラックにて MIDI CC でオートメーションを記録することもできます。
ポータブルな設計で、どこでもプレイ可能
UNO Synth PRO X は、800g、幅33.3cmと軽量コンパクトなので、いつでも、どこでも、演奏、シーケンスの作成、パフォーマンスをお楽しみいただけます。3.5mmヘッドフォン・アウトの他、標準バランス仕様のステレオ・アウトも装備されているので、ノイズが不安なステージでも安心です。付属の電源アダプタの他、USB-C電源(5V/1.5A、7.5W以上)でも動作するので、屋外でもUSBバッテリーで演奏可能です。真剣にサウンド・デザインを楽しむ熟練のシンセサイザー奏者から、最低1台でも本物のアナログ・シンセが欲しいと思っていた人まで、サウンド探求の旅に欠かせない伴侶となることでしょう。
備考:
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