ディエッサーは、ボーカル・トラックでしばしば問題になる、シビランス(特にサ行の歯擦音)を抑えるエフェクターです。これは、特定の周波数帯域のコンプレッションにより行います。 マルチバンド処理に優れたT-RackS De-Esserは、他の競合製品と比べても一歩先を行くプロセッサーで、高品位でかつ正確な処理が可能です。
T-RackS De-Esserは、2バンド、もしくは3バンドのマルチバンドで動作します。2 BANDモードに設定されたDe-Esserでも、設定された周波数レンジの高域を効果的に抑えることができます。3 BANDモードに設定すると、さらに正確な処理が可能になります。この3 BANDモードは、シビランスが狭い帯域に含まれているボーカル・トラックにおいて、高域に含まれている「空気感」を残したまま、シビランスを抑えることができるのです。便利なモニタリング機能も備えており、指定した帯域のみを取り出して、処理の効果をモニタリングすることも可能です。
マルチバンド処理に優れたT-RackS De-Esserは、狙った帯域を極めて正確にコントロールすることができます。
確かにこのプロセッサーの主な用途は、ボーカル・トラックでしょう。しかしながら、EQによる処理だと、あまりにも露骨な処理になってしまうような場合、ボーカル・トラックに限らず、ディエッサーによる処理が有効なことがあります。例えば、ハイハットやクラッシュ・シンバルがあまりにも耳障りの場合、EQで抑えることもできるでしょう。しかしながら、他の高域成分も一緒にカットしてしまうことにもなりかねません。こうした状況では、狙った帯域だけを抑えることができるT-RackS De-Esserなら、秘密兵器としてお使いいただけます。シンバルの帯域だけを正確に、かつ耳障りにならない程度にほんのわずかだけ抑えるといった、微妙な処理も可能なのです。