2024年1月11日: IK Multimedia(イタリア・モデナ)は、TONEX™ Mac/PC 版の最新無料アップデート、バージョン1.5 を公開しました。今回の無料アップデートには、15種のプレミアム Tone Modelの追加(有償版のみ)、インターフェースの改善等が含まれます。
今回のアップデートは、ToneNET にアップロードされた無料のユーザー Tone Model (すでに23,000種超)の利用・管理、TONEX エコシステム内での Tone Model の共有など、TONEXの体験をより良くするための全バージョン共通のアップデートとなります(無料のCS版では新規15種のプレミアム Tone Model の追加はありません)。
アップデート方法
IK Product Manager を使用して、TONEX Mac/PC 版 を最新のバージョンに更新してください。
TONEX有償版(SE、Full、MAX)の登録ユーザーは、アップデートされたアプリの設定(右上メニューアイコンをクリック) > Accountタブで「Restore Purchases」を実行することで、新しい15種類のプレミアム Tone Model を入手できます。
バージョン 1.5 の新機能
- クリーンからハイゲインまでカバーする、15種のプレミアム Tone Modelを追加(CS 版を除く)
- サイド・バーの追加により Tone Model やプリセットのフィルタリングと検索を強化
- Tone Model やプリセットを整理するためのユーザー・フォルダが作成可能に
- カード表示を追加し、より多くの Tone Model をウィンドウ上に表示
- リスケールとスマート・リサイズにより、コンテンツの拡大や表示に対応
- Tone Model をより簡単にミックス&マッチできるように、アンプ/キャビネットのセクションの動作を改善
- ToneNET との親和性を高め、よりシームレスな操作を実現
- プレミアム Tone Model のデモや購入ができる COLLECTION セクションを追加
- ライブラリアンに新しいフィルターを追加し、TONEX Pedalとの連携を強化
15種のプレミアム Tone Model を追加(有償版のみ)
TONEX 1.5では、TONEXの有償版(SE、通常版、MAX)向けに、スタジオやステージに最適なクリーン&ハイゲイン・トーンを幅広く取り揃えた15種類のプレミアム Tone Model が追加されました。これらの Tone Model は、IK 所有の丁寧に管理された機材の中から人気のアンプ(Bogner Shiva、Hiwatt DR103、Orange OR120、ENGL Powerballなど)をチョイスしてキャプチャーしています。
サイド・バーを追加
TONEX 1.5では、Tone Model とプリセットを素早く検索し、整理するための直感的なフィルターとフォルダを備えたサイド・バーが追加されました。Tone Model とプリセットを切り替え可能なサイド・バーは、すべての検索機能を1つのエリアにまとめることで、ワークフローを合理化します。
Tone Model 表示は、Tone Model ライブラリー全体の検索と整理に最適です。上段は、ブラウザ、所有コレクション、ユーザー・フォルダの3つのエリアに分かれており、お気に入りの Tone Model を体系的に管理できます。下段のクイック・フィルターは、任意の組み合わせで選択でき、Tone Model を素早く絞り込むことができます。同じように、プリセット表示では、上部にブラウザとユーザー・フォルダがあり、下部にはクイック・フィルターがあります。
ユーザー・フォルダ
TONEX 1.5では、ユーザー・フォルダが追加され、膨大な Tone Model やプリセットの整理がより簡単になりました。ユーザーは必要なだけフォルダを作成し、Tone Model やプリセットをドラッグ・アンド・ドロップして整理できます。アンプ・タイプ、ペダル、楽曲ごとにフォルダ分けしておけば、ニーズやワークフローに合わせて Tone Model を分かりやすく管理する手助けになるでしょう。
より多くの表示オプションで見やすく
Tone Model やプリセットの表示方法に、リスト表示に加えてカード表示が追加されました。一度に多くの Tone Model を表示させたい時はカード表示、Tone Model の詳細を確認したい時はリスト表示というような使い分けが可能です。また、パネル内のリストやカードの相対的なサイズを拡大/縮小したり、全体のスケールを変更して、リストやカードの表示範囲を広くするような最適化も行えます。
新しいプリセット作成ツール
アンプ/キャビネット・セクションでは、異なる Tone Model を素早く試せるドラッグ・アンド・ドロップ機能が追加され、アンプ/キャビネットのセルに直接 Tone Model を移動して新しいサウンドを試すことができます。また、アンプ/キャビネットの一方を固定したまま、異なるアンプ/キャビネットを試すことができるロック機能が追加され、プリセットのサウンド作りは、よりスムーズになります。さらに、IR データの一括インポート、サード・パーティ製 IR を TONEX 内で素早く統合・管理できる新しいウィンドウも追加されています。
ToneNET との親和性を高め、よりシームレスな操作を実現
トーン・パートナーとシグネチャー・コレクション専用のセクションが追加されました。これらのプレミアム・コレクションは、サイド・バーのフィルタリング・オプションを使用して、再設計された COLLECTION セクションから直接アクセスできます。ユーザーは、バージョン、シグネチャー、特定のトーン・パートナーごとにコレクションを並べ替えることができ、クイック・フィルターでさらに絞り込むことも可能です。オーディオ・サンプルの再生、デモ、購入まで、すべて COLLECTION セクション内で行えます。
TONEX Pedalとの連携を強化
ライブラリアンもアップデートされ、TONEX Pedal に転送する Tone Model の並べ替えや整理に、新しいフィルター・オプションを最大限に活用できるようになりました。ユーザーは、新しいフィルターを適用したり、ユーザー・フォルダを使用して、Tone Model を効率的に TONEX Pedal へ転送できます。
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