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8 Dec 2022

MusicTech が Precision 6 をレビュー

正確さと優れたリスニング環境を実現

音楽制作に関するニュースや、ギアのレビューを多く掲載する「MusicTech」にて、iLoud Precision 6 のレビューが掲載されました。以下で記事の抜粋をご紹介します。

レビュー概要

⊕ ニアフィールド・モニターとしては低域制限性が優秀
⊕ 丈夫でありながらスリムで軽量
⊕ 味付けのないリニアな周波数特性
⊕ X-MONITOR ソフトウェアによる柔軟性

IK Multimediaは、価格を抑えたプロフェショナルなモニター・スピーカーの開発に成功した。

X-MONITORの機能は非常に深く、iLoud Precision 6 本体の可能性とあいまって、プロデューサー、ミュージシャン、サウンド・デザイナーのためになる欠かせないツールになるだろう

MusicTech

“iLoud Precision モニターシリーズは、クロスオーバー、アンプ、室内音響等のアナログ的な問題を軽減するために、デジタル信号処理（DSP）の力を全面的に採用しています”

“ARCシステムを使ったキャリブレーションなど、リアパネルで調整できる機能はたくさんありますが、USBでコンピューターに接続すれば X-MONITOR ソフトウェアでさらに iLoud Precision の可能性が広がります”

スタジオ・モニターから、ノート・パソコンのスピーカーまで、iLoud Precision はさまざまなモニター環境をエミュレートでき、ミックスの分析や微調整に役立つでしょう

MusicTech

“エミュレートできるモデルが多く、異なる視点から自分のミックスを聴くことができる。エミュレートできるモデルの多さで迷ってしまう可能性もあるが、実際に使ってみたところ、A/Bテストできるモデルが複数ある便利さに気付きました”

“リモート・コントローラーは、最小化してソフトウェア上で使用することもできますが、手元で即座にプロファイルの切り替えができるので、ハードウェアのリモートコントローラーを導入する価値は十分にある”

“タイム・アライメントの補正により、特に重要なクロスオーバー・ポイント（本機の場合は1.9kHz）付近の精度が大幅に向上している。これはすべて、iLoud Precision に搭載されている DSP によるものです”

iLoud Precision の電源を入れた瞬間にすぐに気づくでしょう。ディテールを保ちながら、しっかりしたパフォーマンスで、過度の強調や音像のぼやけは最小限に抑えられている

MusicTech

“音像の軸の再現性も優れており、縦方向の軸を外してモニターした場合でも、中心の音像はしっかりと保たれ、ステレオ音像は部屋の中で驚くほどよくまとまっている”

内蔵のARCキャリブレーションを実行するのも非常に簡単。同梱の測定用ARCマイクと、マイクケーブル、マイクスタンドがあればすぐに補正が可能だ

MusicTech

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iLoud Precision のラインナップ

iLoud Precision 5：5インチ・ウーファー + 1.5" ツイーターの2ウェイ、135W RMS.
iLoud Precision 6：6.5インチ・ウーファー + 1.5" ツイーターの2ウェイ、150W RMS
iLoud Precision MTM：2 x 5インチ・ウーファー + 1.5インチ・ツイーターのMTM、175W RMS