2002年にエフェクト・アンプ・モデリング・ソフトウェアの草分けとしてリリースされて以来、多くのギタリスト、ベーシスト、プロデューサー、エンジニアに愛用されてきたAmpliTube。その20年以上の経験と最新テクノロジーが惜しみなく投入されたブティック・エフェクター・ペダルとして話題のAmpliTube X-GEARシリーズ。
実際にプレイした時のサウンド、演奏フィールは、どうなのか。レイテンシーは? プリセットを切り替えた時の音切れは? リバーブ・テイルなど音の切れ際に、粗さはないか?
そんなポイントを、MISIA、宇多田ヒカル、SMAP、V6、EXILEなど多数のアーティストのレコーディング/ライブに参加する鈴木健治氏がギタリストならではの視点で試奏したレビュー、動画が、『Guitar Magazine』2021年12月号と、その連動ウェブサイト「デジマート・マガジン」で公開されました。
一部抜粋
X-DRIVE(ディストーション・ペダル)
“ノイズが少なく、音が変に潰れすぎるようなこともないので“使える歪み”という印象です。音質はプロの現場で通用するレベルですし、好みで歪みのタイプが選べるのがいいですね”
“ピッキングや手元のボリュームに対する追従性も良く、動画ではボリュームを絞った音色も試しているので、ぜひチェックしてみてください”
X-SPACE(リバーブ・ペダル)
“デモ動画ではシマー系のサウンドを使ってみましたが、いいですね。創作心がくすぐられるサウンドです”
“どの音色を選んでも音の消え際がキレイです。ザラつかず、消える直前まで自然に響きます。これはリバーブを選ぶ際の重要なポイントですよ”
X-TIME(ディレイ・ペダル)
“パッと弾いてテープ・エコーの音が気に入りました。テープ・エコーって、実機は良くも悪くも原音が歪んでしまうんです。でもこれは原音を損なわず、残響にだけ質感を加えられるのが便利ですね”
“ディレイもリバーブと同じく音の消え際が大事だと思うんですが、このモデルは残響音が小さくなって消える直前までしっかりと音が残っています”
X-VIBE(モジュレーション・ペダル)
“デモ演奏ではフェイザーを選んだんですが、プリセットそのままでけっこう深めにかかっていて、カッティングの空ピッキングがうねる感じで心地よいです
”あと、これはX-GEARシリーズ共通ですが、レイテンシーが全然ないですね! 速いカッティングをするときにレイテンシーがあるとどうしても気になるのですが、これは問題なく演奏できます”
総評
“僕は普段からソフトのAmpliTubeを使っていますが、このシリーズはそれと連携して、ハードとソフトの間で音作りを行き来できるんですよね。自宅のPCで緻密に作った音をペダルを通して簡単にステージで再現できて、自宅PCとステージをシームレスにつなぐことができます”
“歪みとリバーブとディレイとモジュレーションがあればなんでも一通りできますし、コンパクト・エフェクターと同じように並べて使う面白さってあると思うので、ぜひ各モデルを組み合わせて試してみて欲しいですね”
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AmpliTube X-GEARの価格と購入方法
X-DRIVE:オープンプライス(税別市場想定価格39,800円前後)
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X-SPACE:オープンプライス(税別市場想定価格39,800円前後)
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