2026年6月4日:IK Multimedia(イタリア・モデナ)は、ヘッドフォンの周波数特性、位相を補正し、ミックス時に信頼できるサウンド、音場を実現する DAC 内蔵ポータブル・ヘッドフォン・アンプ ARC ON•EAR のVer. 1.5アップデートをリリースしました。
本アップデートでは、Shure、Sennheiser、FiR Audio 製品から、Apple EarPods まで、50種類のインイヤー・モニターに対応しました。あわせて、TAGO STUDIO T3-01、audio-technica ATH-M50x など、ヘッドフォンのプロファイルも10種類追加されています。
Ver. 1.5のリリースにより、ARC ON•EAR はオーバーイヤー型ヘッドフォンだけでなく、インイヤー・モニター(IEM)も、ミックス判断に使えるスタジオ・リファレンスへと変貌させます。高精度なキャリブレーションと先進的な空間処理技術を組み合わせることで、スタジオ、移動中、ライブ現場など、あらゆる環境で作業するエンジニア、音楽制作者、ミュージシャンに、これまでにない精度を提供します。
アップデート方法
ARC ON•EAR ver.1.5は、すべての正規登録ユーザーに無料で提供されます。
IK Product Manager > Hardware > ARC ON•EAR > Softwareタブから最新の ARC ON·EAR ソフトウェアをダウンロードしてご利用ください。
50種のインイヤー・モニターに対応
ARC ON•EAR Ver.1.5では、Shure、Sennheiser、FiR Audio 製品から、Apple EarPods(3.5 mmヘッドフォンプラグ)まで、50種類のインイヤー・モニターに対応しました。
このアップデートにより、モバイル環境で音楽制作を行うプロデューサー、ツアー・ミュージシャン、ライブ・ミキシング・エンジニアとも、インイヤー・モニターをミックス時に信頼できるリファレンスとして活用できるようになります。密閉度の高いインイヤー・モニターの優れた遮音性能により、飛行機、電車、ライブ会場など、騒音の多い環境でも安定したモニタリングが可能となり、より信頼性の高いクリティカルなリスニングを実現します。
さらに安定した結果を実現
密閉度の高いインイヤー・モニターは過酷なライブ環境でも効果的な遮音性を発揮するため、ライブ・ミキシング・エンジニアから高い支持を得ています。
インイヤー・モニターは耳道に直接装着されるため、ヘッドフォンのように外耳の影響を受けず、装着位置による音の違いが生じません。そのため、音響的なばらつきが低減され、ヘッドフォン以上に安定したリスニング環境が実現します。そんなインイヤー・モニターでは、ARC ON•EAR による補正を極めて高い精度で適用することができ、一貫性の高い、正確なモニタリング体験が実現します。
「ARC ON•EAR 1.5により、インイヤー・モニターはプロフェッショナルな作業において真に信頼できるリファレンスとなりました」と、IK MultimediaのCTO、ダヴィデ・バルビ氏は述べています。「今回初めて、従来 ARC ON•EAR が対応していたスタジオ・モニター・ヘッドフォン同様、インイヤー・モニターも、音楽制作、旅先、ライブ現場を問わず、ミックス判断に必要な一貫性と正確性を提供できるようになりました」。
柔軟なプロファイル管理
市販のヘッドフォン、インイヤー・モニターには固有の音響特性があります。それぞれ「良い音」でリスニングできるようデザインされているため、バランスが不完全なミックスでも問題点に気づかず、そのままで良いと判断しがちです。ARC ON•EAR は、最新の測定システムによって取得した精密なキャリブレーション・プロファイルを使用し、各ヘッドフォン、インイヤー・モニターに最適な補正を適用します。
ARC ON•EAR ソフトウェアを使えば、複数のヘッドフォン、インイヤー・モニター補正プロファイル、カスタム・トーン・カーブなどを保存したプリセットを5つまで ARC ON•EAR 本体に保存でき、瞬時に切り替えることができます。ARC ON•EAR は内蔵充電池でも動作可能で、USB-C とあわせてアナログ入力も備えているので、プリセット保存後は Mac/PC からとりはずして、スマートフォン、コンソールのヘッドフォン・アウトに接続して使うこともできます。
ポータブル DAC としても価格を超えた音質
ARC ON•EAR には、32-bit ESS SABRE® コンバーター、高ダンピング・ファクターの超低歪みパワーアンプが搭載されています。デジタル・ボリュームでは音量を絞った時にビットをフルに活用できないといった問題が発生しますが、ARC ON•EAR ではDA変換後のアナログ・ボリューム・コントロールが採用されているので、どんな音量でも、一切の妥協を排した、高品位なハイエンド・オーディオ・クラスのリスニング体験を提供します。
高度な物理モデリングによる音場表現
ARC ON•EAR は、高度な物理モデリングによって、理想的な音響空間に設置されたスタジオ・モニターの挙動を再現します。従来のプラグインやインパルス応答ベースの「バーチャル・ルーム」とは異なり、人工的なリバーブや音色の色付けはありません。理想的なコントロール・ルームが持つ奥行き、広がり、そして明瞭さを、ヘッドフォン、インイヤー・モニターで体験できます。
さまざまな再生環境を即座にチェックできる、バーチャル・モニタリングも利用可能です。20種類以上のスタジオ・モニター、15種類以上のマルチ・メディア再生システム(スマートフォンやテレビなど)が選択可能。さまざまなリスナーの再生環境であなたのミックスがどのように聴こえるのか、場所を移動することなく簡単に確認できます。
ヘッドフォンのプロファイルも追加
ARC ON•EAR Ver.1.5では、日本で人気の高い TAGO STUDIO T3-01、audio-technica ATH-M50x、HEDD HEDDphone Two GT など、ヘッドフォンのプロファイルも10種類追加されています。
現在、ARC ON•EAR は数100種類の機種に対応しており、今後もヘッドフォン、インイヤー・モニターとも対応機種の拡張を続けていく予定です。
エントリー・レベルのインイヤー・モニターからハイエンドのスタジオ・モニター・ヘッドフォンまで、ARC ON•EAR があれば、明瞭で、バランスの良い、正確かつ一貫性のあるサウンドを実現することで、音楽制作、ミックスから、純粋に音楽を楽しむリスニング用途まで、信頼できるモニタリング・ツールとして各製品の真価を最大限に引き出します。
ARC ON•EAR
ARC ON•EAR は、ヘッドフォンの音響補正、バーチャル・モニタリングを可能にする DAC 内蔵ポータブル・ヘッドフォン・アンプです。
ARC ON•EAR を使えば、接続したヘッドフォンの周波数特性を即座に補正し、さらには理想的なスタジオ環境におけるプロ仕様モニターの音場を忠実に再現します。ヘッドフォンでも自信を持ってミックス、マスタリング、そしてプロダクション作業を行うことが可能になるだけでなく、音楽鑑賞においても、制作者の意図に忠実なサウンドでのリスニングが可能になります。
ARC ON•EAR
ARC ON•EAR の価格と購入方法
ARC ON•EAR は、日本の正規販売代理店、各インターネット・ショッピングサイトにてご購入いただけます。
希望小売価格 55,000円(税込)
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