2024年8月8日：IK Multimedia（イタリア・モデナ）は、TONEX ソフトウェア、TONEX ONE、TONEX Pedal など、TONEX エコシステムでご利用いただける Tone Model コレクション Hyde Street Amp Locker をリリースしました。本コレクションには、サンフランシスコに所在する伝説的なスタジオ Hyde Street Studio の貴重なアンプ14種をベースにした、20種の Tone Model が収録されています。これらのアンプのキャプチャーは、同スタジオのベテラン・エンジニアである Jamieson Durr 自らが行なっています。

価格と購入方法
Hyde Street Amp Locker は、ユーロでは IKオンライン・ストア、日本円では beatcloud.jp からご購入いただけます。また、Hyde Street Amp Locker は、ToneNET にてブラウズ、購入することも可能です。

リリース記念イントロ価格：
Hyde Street Amp Locker – €49.99 | ¥8,240（税込）

イントロ価格終了後は、下記価格となります：
Hyde Street Amp Locker – €69.99 | ¥11,890（税込）

備考：

• 製品登録後は、TONEX 右上メニュー > Accountタブ > Restore Purchases を実行して購入したコレクションをリストアしてください。

収録された20種の Tone Model は、Neve 8038コンソール、Neve 1084プリアンプ/EQ、CAPI VP28マイク・プリアンプ、API 550a EQ、そしてクラシックなスタジオ・マイクの数々を含む、Hyde Street Studio のレコーディング機材を使用し、同スタジオのベテラン・エンジニアである Jamieson Durr がキャプチャーを行なっています。まさに、伝説的なスタジオの空気感をも再現する特別なトーンとなっています。

Hyde Street Studio の歴史を TONEX エコシステムに加えることができ、とても感動しています。このコレクションには、数え切れないほどのレコードで使用された定番アンプや、あなたのサウンドにスパイスを加える魅力的なトーンが収録されています

主な特徴

• Hyde Street Studio のプライベート・コレクションから14台のアンプを選んでキャプチャーした20種の Tone Model
• 同スタジオのベテラン・エンジニア Jamieson Durr が高品位な機材を使用して丁寧にキャプチャー 
• 最先端の AI Machine Modeling™ テクノロジーによる高度なトレーニング
• 無償のTONEX CS（Mac/PC）、TONEX アプリ（iPhone/iPad）を含む、すべての TONEX エコシステムで利用可能
• TONEX ソフトウェアから、TONEX Pedal や TONEX ONE に転送してすぐに利用可能

歴史を彩るアンプ
Hyde Street Amp Locker では、Hyde Street Studio の歴史を支えてきた、ヴィンテージ/モダンのさまざまなアンプがご利用いただけます。ヴィンテージ・モデルでは、MojoTone MP12s スピーカーを搭載した1974年製 Fender® Twin Reverb™ Silverface、Fender® Vibrolux™、Fender® Champ™、オリジナル1966年製 Fender® Super Reverb™、ヴィンテージ・ヴァイヴの60年代製 Airline 62-9025Aなど。

ヘヴィなトーンでは、Marshall® MKII Studioリイシュー、初期の MESA® Dual Rectifier、Budda Super Drive 30 Series II、ハイゲインの Marshall® JCM 900、ベイエリアの音楽精神を反映したその他の貴重なモデルとして、Seymour Duncan® Convertible、Milkman 2x10コンボ、Sears Silvertone 1x8コンボなども収録されています。

収録したすべてのアンプは、私たちが普段スタジオで使用している機材を使い、細心の注意を払ってキャプチャーしました。それぞれのトーンには、音楽の歴史に名を刻んだ、私たち独自のレシピが盛り込まれています

多くの著名アーティストがそうしたように、私達のトーンから何か特別なインスピレーションを得ていただけることを願っています

経験豊富なエンジニアによるキャプチャー
本コレクションのキャプチャーを担当した Jaimeson Durr は、サンフランシスコ・ベイエリアのビルボード・チャート上位のレコーディング・エンジニア、ミキサー、プロデューサーです。サミー・ヘイガー、ジョー・サトリアーニ、チキンフット、ザ・デッド、ドン・フェルダー、ナンシー・ウィルソン、ザ・ヘッド＆ザ・ハートなどのアーティストや、多くの才能ある新人アーティストと、スタジオ・ワークを共にしてきた経験があります。この20年、Jaimeson Durr は、Hyde Street Studio 内にある、Wally's Hyde Out（旧スタジオC）を拠点に活動しています。

サンフランシスコの音楽の拠点「Hyde Street Studio」
サンフランシスコのハイド・ストリート245番地にある Hyde Street Studio は、1969年に Wally Heider Recording として設立されてから、サンフランシスコの音楽シーンの拠点となってきた場所です。このスタジオは、グレイトフル・デッド、ジェファーソン・エアプレイン、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルのレコーディングをプロデュースしたことで知られ、60年代後半から70年代にかけて世界を席巻した「サンフランシスコ・サウンド」において極めて重要な役割を果たしました。

1980年には、Michael Ward らによって、Hyde Street Studio として運営されるようになり、グリーン・デイ、2パックなどのアーティストを擁する新興パンク・シーンやヒップホップ・シーンの拠点となっていきます。その輝かしい歴史を経て、Hyde Street Studio は、歴史的な魅力と卓越した技術を保つ、主要なレコーディング・スタジオであり続けています。

備考：